SNSをやっていると、時々KALとかCALという言葉が流れてくることがあります。
Knit Along、Crochet Along の略語で、「みんなで一緒に編んで楽しみましょう」というSNS上の編みイベントのことなんです。
knitは棒針編み、Crochetはかぎ針編みです。
これはわりとよく開催されています。
主催の方が「今年中に棒針編みの小物編みましょう、タグは#2021winterKALでお願いします」とか「家にある在庫の糸で何か編みましょう、期限は3月30日まで、タグは#在庫の糸を減らす作戦KAL&CAL」など開催宣言をします。
参加表明は必要なくて、条件に合わせて編んだものの画像と、文章にタグ(#〜)をつけてツイッターやインスタグラムに投稿します。
指示のタグをタップすると、皆さんが編んでいるものが一堂に見れて楽しいというわけです。
ミステリー Mysteryとは謎解き、です。
略してMKAL。
編むものは分かっているのですが(大体ショールだと思います)、どんなデザインのものなのかわからないものの編み図が4回に分かれて配信されるのです。
ドキドキしますよね〜。
このMKAL、MCALというイベントがあるのは知っていましたが、参加したことはありませんでした。
海外のデザイナーさんが多い(日本でやっている人を私は知らないです)ので、英文パターンということもあり手が出せませんでした。
今年は日本語の文章パターンでamirisuさんがやっていらっしゃるのをインスタグラムで見ました。
参加されている方々のインスタグラムは皆さんアゲハ蝶のおしゃれな写真が表紙になっています。
ネタバレ防止のため、インスタの1枚目は必ずこの画像を使い、編んでいる途中経過は2枚目以降に載せるルールだそうです。
なるほど、ミステリーですもんね。
そしてもう一つ、スティーブン(Stephen West)さんのMKALも始まっていて、こちらは表紙が青いニットのスティーブンさん。
スティーブンさんのMKALパターンはこちら (ravelryの登録が必要かもしれません)
スティーブンさんのデザインはカラフルで形もとっても個性的です。
生徒さんが、編み物界の志茂田景樹さんと言ってましたが、本当に誰にも真似できないデザインはそうかも!と思いました。
編み物としては面白いのですが、自分では使わなさそうだなあと思っていました。
しかし!
今回のMKAL SWALOGRAPHY(ショーログラフィー) の皆さんの作品を見ていたら、どの方のもとっても素敵で、すごく編みたくなってしまいました。
スティーブンさんのサイトを見に行ったら、動画もあるとのことだったので、結局編み図を購入してしまいました。
もちろん全部英語・・・
スマホの翻訳アプリを使って、最初の糸選びのところをなんとか読み進めていきました。
色は5色。
色の選び方やたくさんの例が出ていて、色を選ぶのもわかりやすい!
そして私が選んだのはこちらの5色。
表紙用の画像は糸が並んでいるのを合わせてみました。
5色選ぶのってすごく難しいですね〜。
3色はいいけど、あとの2色がこの糸の中から選べない、ということが多くて難しかったです。
そして、スティーブンさんの動画がとにかく親切で分かりやすくて感激しています。
フランス式、アメリカ式とどちらの編み方もやって見せてくれるのです。
そして、英語が分からなくても、一般的な日本の編み記号が一通り編める方であれば、動画を見れば真似するだけで編めるので、英文パターンに躊躇している方にもおすすめです。
編み始めてみて、こんな編み方があるのかとか、この略語は右上2目一度のことか〜など、編んで柄が出てくるワクワクもあるし、知らないことを知る楽しさもあって、本当にひたすら楽しいです。
ネタバレ防止のため、今のところインスタでしか公開できません。
表紙は好きにデザインしている方もいらしたので、私も作ってみました。
Spoiler というのが「ネタバレ」という意味らしいです。
皆さん表紙に「Spoiler Alert!」(ネタバレ注意!)とデカデカと赤で書いてあったりして、面白いなあと思ったのでした。
Clue は手順で、1〜4があり、これが毎週1つずつ配信されてきます。
22日、Clue 3が配信される予定です。
どうなっていくんだろう〜!
私の進捗状況はインスタグラムで見ることができます。
画像は横にスライドしていくと見れます。
良かったらご覧くださいね。
1.参加宣言
2.糸購入しました
3.Clue 1-1
4.Clue 1-2
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