教室

「ゲージが安定しない」編み物あるあるについて

 

 

先週のフリーレッスンの様子をご紹介しますね。

Kさんはヴォーグの棒針編み入門科の最後、ベストに取り掛かりました。

ゲージを編んでます。

「ゲージが安定しない」「ゲージと本番で詰まり具合が変わってしまう」「昨日と今日でゲージが変わってしまう」というのはあるあるですよね〜。

一番多いお悩みかもしれないです。

いろいろ理由はあると思いますが、私が考える理由は以下です。

  1. 編む速度が変わってしまう
  2. 編む時に糸の引き加減を自分で変えてしまう
  3. 今までたくさん編んでいないので経験&手指の筋肉不足

1 の編む速度を一定にするには、私は同じ曲や雰囲気の曲をかけて編むのがいいんじゃないかなと思っています。

初めて編む糸や柄だと、最初は慎重に編んでいて、慣れてくるとスピードがついてきます。
そうすると、最初はゆるくて、段々編み目が詰まってしまいます。

いつも同じ曲(同じアルバムとか)などかけると気持ちもリズムも一定になりやすいです。

2 は、うちのお教室では禁止事項です。(生徒さんの間では掟と言われている)
うちのお教室は絶対だめ!っていう否定的な?ことはほとんど言いませんが、唯一これだけは守ってもらうように言っています。

慣れた人は良いですが、慣れないまま自分でその都度引き加減を変えていると、いつまでもゲージが安定しません。

編み目の詰まり具合は、必ず針の号数を変えて調整しましょう!

3. とにかく、初心者の方、慣れない方は失敗を恐れずに数編むことです。
何故みんな最初から失敗なくやろうと思うのか・・・
正直無理です。

失敗は一つの経験でしかないので、「失敗=思うようにできなかった、私はダメ」と思うのは違うと思っています。

思うようにできないことはたくさんあって、その失敗のおかげで改善点が見つかったり自分の癖がわかるわけで、とても貴重な経験なんです。

失敗と思う前に、どうしてそうなってしまったのか、それが自分の計算ミスなのか、確認ミスなのか、じゃあ、それをなくすにはどうしたらいいのかを考えることが重要です。

計算したあと、検算しましたか?別の方法で再度計算しましたか?

時々編み目を見直して、柄が綺麗に並んでいるか振り返ってみましたか?

よく、同じようなところを間違える、などと言いますが、間違え方にも癖や法則があります。

失敗するってことは、自分の間違え方の癖を知ることなので、より失敗しないようにする手がかりを知ることなんです。

ね、貴重でしょ?

話がそれちゃった。

で、とにかく量を編まないとゲージは安定しませんので、とにかく編んでください!

編んでいくうちに手指にも筋肉ついて、思うように編めるようになります!

編み方や思考は人それぞれなので、正解というのは存在しませんし、誰しも癖があります。

お教室では、それぞれ個性に沿ってお教えしていますのでご安心くださいね。

 

Uさんは文章パターンでセーターを編まれています。

パターン通りなら袖は編んでからつけるんですけど、AHから編み出しにしたいとのことで、頑張ってます。

いろいろ大変だったけど、ここまで来て、あと一歩です。

感慨深いわあ・・・

あと少し、頑張ろう!

 

カルタスホールというのは北浦和東口徒歩3分くらいのところにあるクイーンズ伊勢丹3階にあるホールです。

駅から近いのでとっても良いです!

しかし、大人数の部屋(24名)しか空いてなかったので、まあ空間が余る、笑

逆に言えば、絶対に密にはならないので安心です。

次のフリーレッスンは、7/19(日)13-15時、浦和のONVO URAWA SALON です。

8月も2,16日にやりますので、ご参加お待ちしております(^^)

フリーレッスンの詳細はこちら

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