生徒さんが今取り掛かっているセーターは、1目ゴム編みの間に縄柄が入っています。
2×2の縄が4本並んでいる柄なので、表編みの目数が多いです。
指で作る作り目でも良いのですが、彼女は初級コースが終わっているので、別鎖の作り目をおすすめしました。
別の糸で鎖編みをして、そこから目を拾い、メリヤス編みを3段してゴム編みにしてくやり方です。
編み方は基礎の本をご参照ください。
おすすめの基礎本はこちら。
いちばんよくわかる 新・棒針あみの基礎: 本|手づくりタウン by 日本ヴォーグ社
手芸・ハンドメイドコンテンツ企業 日本ヴォーグ社が運営するECサイト、「手づくりタウン」です。いちばんよくわかる 新・棒針あみの基礎手芸・ハンドメイドに関する様々な商品、情報を発信していくサイトです。Happy Life with Hand...
また、多くの方が動画など上げていらっしゃいますので、ググってみてくださいね。
どんな仕上がりになるのか、2×2の縄の間に裏目1目の縄柄で編んでみました。
赤で囲んであるところが、メリヤス編みからゴム編みの目を拾い出すところです。
Sはシンカーループです。
編み図上がりの画像は、上が別鎖の作り目、下が指で作る作り目で編んだものです。
別鎖で編む場合の解説です。
2段目で、1目ゴム編みは表・裏・表・裏・・・と編みますが、縄柄の表編みが続くところは本来裏を編むところを表に編んでいます。
この柄の場合、柄中央の裏目1目のところは、本来表を編むところを裏に編んでいます。
でも、編み端きれいでしょう?
ゴム編みの間に表編みが多い柄を入れても問題ないわけです。
別鎖の作り目は、伸縮もあり、長く着ていてもだらりと伸びたりしないのでとても良いです。
1目ゴム編みに柄を入れる場合、柄は奇数にしてください。
1目ゴム編みがきれいに続きます。
偶数の場合は、メリヤス編みから拾う時に増し目するなどして調整してください。
衿などの始末に使った場合の編み終わりは、1段全てゴム編みして、ゴム編み止めしてくださいね。
コメント