オリジナルの丸モチーフつなぎバッグの出来上がりをブログにUPしてなかったみたいで、昨日気づいたので、とても今更ですが紹介します。
前回の記事(制作していた頃)、2020年4月だったんですねえ。
この写真は1年後の2021年5月に撮ったもの。
2020年は緊急事態宣言とかあって、ほとんど外に出る機会もなく写真も撮っていなかったんですよね・・・
バッグを縫ってくださったのはkabottさん。
私はパターンとモチーフつなぎの編み地、レース刺繍生地、内布、マチ用合皮、ショルダーベルトを送って作っていただきました。(合皮は後で山羊皮に変更)
ネームもつけていただきました♡
kabottさんがオーダーをやめるとのことだったので、ダッシュでお願いしたのでした。
制作の様子など。
このモチーフは表が見えていますが、バッグにした時は裏を表に使いました。
表は円の縁がくっきりしてしまうので、優しい雰囲気の裏を採用。
このバッグは両面使えるように、カラフルな面とシックな面と色を変えています。
こういうのが、オリジナルのいいところですよね。
素材は麻、かぎ針2/0号で編んでいます。
以前、綿のキナリのレース糸でスマホケースを作ったことがあるのですが、汚れがすごくついてしまったんです。
なので、今回は表面がツルッとしていて汚れにくそうで、強度もありそうな麻にしました。
今のところ目立った汚れや毛羽立ちなどないです。
麻は夏イメージなので、冬使うのはどうかなと思いましたが違和感なく使えています。
仕上げアイロンのためのピン打ちしているところです。
段ボールに刺してたんですね、すっかり記憶がなくなってます、笑
縫いしろが必要だったので、ネット編みを縫いしろにしました。
マチの部分になるので、蒸気かける時も平らにならないように気をつけました。
kabottさんの鳥のアップリケと一緒に編んだクローバーもつけましょうということで、刺繍糸で編んだクローバー色々。
内布は有輪商店さんのもの。
この時、緊急事態宣言で外に出られなかったので生地を実際に見て買うことができなくて、ネットで探しまくって購入したんでした。
この生地の柄はとても好きなのですが、地の色がくすんでいるのが本当に残念でした。
この生地も麻です。
表面のモチーフと裏地の間にレース刺繍生地を挟んでいるのですが、これは白すぎるんですよねえ。
内布とのコントラストがつきすぎてしまいました。
これも探せなかったので、手持ちの生地を使ったのでした。
生地については心残りなこともありましたが、いろんなことがあった年に作ったので、思い出にはなりました。
バッグを制作するのはとても大変だったと思います。
私が送った合皮がイマイチで、新しく探してくださったり(シルバーの山羊革になりました)、モチーフつなぎの編み地自体の重さでたるんでしまったので生地に手縫いで止めつけてくださったり。
kabottさんはとてもお手間だったと思います。
でも素敵に仕上げてくださったおかげで、このバッグで出かけると「素敵ですね」と声をかけていただけたり、「時間の森工房さんですね!そのバッグ見たことあります」と言ってただけたりします。
感謝感謝です。
ずっと大切に使っていきたいし、本当に作って良かったなあと思っています。
大好きなバッグです。
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