編みたい作品のゲージと自分のゲージが違う時、再計算しますよね。

寸法から計算する方法の他に、割合で計算することもできます。
目数段数しか書いていない箇所、衿ぐりの拾い目数などに使えます。
もちろん、全部を割合で計算することもできます。
棒針編み、かぎ針編み両方使えます。
身幅50cm150目、着丈60cm240段のセーターがあって、ゲージが30目40段だったとします。
自分が20目50段だったとします。
目と段は別々に割合を出します。
目から考えます。
30目のゲージを20目に置き換えたいので、
20目÷30目=0.66…→0.67とします。これが割合です。
身幅は150目なので、
150目×0.67=100.5目→約100目です。
寸法から計算してみると,
身幅50cm×20目÷10=100目になり、割合で出しても正しいことがわかります。
段数を考えてみます。
40段のゲージを50段に置き換えたいので。
50÷40=1.25
240段×1.25=300段となります。
寸法から計算してみると、
着丈60cm×50段÷10=300段となります。
割合を出す時は、自分のゲージの目数・段数を数式の先に持ってきて、下のゲージで割ります。
自分のゲージ÷元のゲージ=割合
置き換えたい目数・段数×割合=自分の目数・段数
目と段の割合はそれぞれ違いますので、別々に出してくださいね。
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